未経験からライターになりたい人必見!ライターに必要な素質とは

こんにちは、ayaです。

「ライター」というお仕事に、どんなイメージをお持ちでしょうか?
人に文章で感動を届ける、華々しいお仕事の印象が強いかもしれません。もちろんそれは事実であり、それこそがライターという職業のやりがいでもあります。
ですが、その実態は私たちが想像する以上に努力の積み重ねに満ちたもの。

「ライターになりたい」。
今回は、そんな思いをもった方に是非読んでいただきたい、未経験からライターへ転身したeriさんのインタビューです。


■eri 2016年メディア工房入社。上智大学文学部を卒業後、損害保険会社にて法人営業に従事する。メディア工房入社後は主にモバイルコンテンツの占い結果原稿を担当するライターとして活躍。

ライティングスキルの向上の近道は”自分を追い込む”こと

aya:今日はeriさんのご入社から今までを伺うなかで、ライターというお仕事についても教えていただけたらと思います!入社してちょうど2月で1年経ちますが、この1年はいかがでしたか?

eri:入社もついこないだのようなので、あっという間でした。入社した当日は上長がお休みで、1~2日は既存サイトを見ながら感想を書いていました。初めのうちは先輩ライターが書いた文章の校正をしながら占いコンテンツを学んでいって、さらに校正の校正をしてもらっていましたね。

aya:校正したものに対して、更に校正が必要なんですね…!

eri:まずは“占いコンテンツがどういうものか”を知る必要がありますからね。お陰ですぐに素人が書く文章とプロのライターのライティングは違うんだよっていうことがわかりました。

それに、みんなそうだと思うんですけど、普通に生きてきて占いの原稿って書いたことがないじゃないですか。当たり前なんですけど(笑)。占いの場合は特に「こういう言い方だと傷ついちゃうから」とか、そういう視点が大切なので、校正をさせてもらうことでそのあたりを学ばせてもらえたと思います。

aya:始めに占い原稿とは何たるかを知るわけですね。そもそも、どういったきっかけでライターに転身されたんですか?

eri:損保の営業をしながら、「どういう働き方ができたら自分が活躍できるのか?」「自分らしく働けるのか?」をずっと考えていました。そんなとき、ふと「文章を書きながら仕事が出来たら最高じゃないか?」と思ったんです。調べてみると、未経験でもライターや記者、編集の求人はいくつかあったので、受けてみることにしました。

転職活動の軸として「女性を元気付ける」事業・仕事であることが私の中での条件だったので、その軸に合っていると思えたメディア工房のライター職にも応募することにしました。占いのメインユーザーは女性ですし、悩みを抱えるユーザーに対して背中を押してあげられる仕事だと思ったので。自分も以前、占いに勇気づけられたことがあったので、メディア工房は当時から志望度が高かったです。あと、選考の段階で書いた課題が思った以上に面白かったんですよね。

aya:あの課題を面白いって思えるのすごいですね…けっこう難しくてリタイアしちゃう人も多いですからね。(※メディア工房ではライター職選考の際、実際のライティング業務を体験していただくライティング課題に着手していただきます)

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eri:実は私、課題の提出後にダメ出しをもらって書き直させてもらったんですよね。でも、そのダメ出しをされたのすら面白いなと思って。もっと上手く書けるようになりたい!という気持ちが、ますます強くなりました。

aya:選考の際のダメ出しが、逆に「この会社に行きたい!」と思うきっかけになったわけですね。ちなみに、どんなダメ出しだったんですか?

eri:占いのユーザーさんは奥手な方が非常に多いので、具体的なアドバイスだと尻込みしてしまいやすいんです。「~~したほうがいいですよ!」と直接的なアドバイスをしても、そもそもそれができたら苦労しないというか…。ポジティブだけどポジティブ過ぎない、どんなユーザーさんでもできるようなことをアドバイスに含めるようにしなくてはいけないんですよね。だいたい、「『気になるあの人にどんどん話しかけちゃいましょう!』ができたら占いなんて見ないんだよ。」と、当時の面接で教えてもらいました。勇気を出して話しかける、その一歩手前にあるハードルを乗り越えられるような言葉をかけてあげるべきだと。「目が合ったときに微笑んでみましょう」「笑顔を心がけましょう」とか、ちょっとの頑張りを後押しするようなメッセージを届けてあげるんです。今でもそれは意識していますね。

aya:占いライティングは奥が深いんですね。とはいえ、課題を通過して、更にはそこに「面白い」と思えるのって、すごいことですね。

eri:そうなんでしょうか…ただなんとなく文章を書くだけじゃ面白くないと思って。せっかくなら、自分が楽しみながら書けるほうがいいと思っていました。

私の場合、縛り(制限)のあるなかでどれだけ自分が上手く書けるかというのがいい刺激になっていました。だからきっと、私にとっては“テーマが自由で「何でもいいから好きに書いて」”というようなライティングは逆に書けないし、興味もそそられないように思います。

aya:なるほど…。多くの候補者さんが心をくじかれるライティング課題ですけど、eriさんはその一方で自分を追い込めるタイプというか、それを楽しめるタイプなんですね。

eri:学生時代にずっとやっていた演劇の影響もあるかもしれません。監督や指導者から「もうお前帰れー!」とか「辞めちまえー!」なんて言われながら、何年もやってきたので(笑)。舞台演劇はつらいこともありましたけど、それを乗り越えるのがまた楽しかったんだと思います。

aya:表現する・発信するということは、舞台演劇から続けていらしたんですね。そういう意味では、今のライターのお仕事にも共通するものがありますよね。その後、ご入社してから感じたギャップなどはありました?

eri:思った以上に地味でしたね(笑)。

たとえば、学生時代の友人に久々に会ったときに「今なんの仕事してるの?」「ライター」って答えると、カッコいい!って言われるんですよね。たしかに入社前は自分もそんなイメージはあったんですけど…会議の時間以外は黙々とライティングをしているわけなので、やっぱり地味だなあと。

aya:コンテンツの会議ってどんなことをやるんですか?

eri:コンテンツごとで各ポジションの担当者が集まってミーティングをしています。ライターのほかに、企画(コンテンツプロデューサー)、デザイナー、コーダー、プログラマ、それぞれのポジションで1名以上集まって、企画が主導してくれながら開発途中の画面を見て、みんなで意見を出し合っています。

これまでのライターチームのメンバーは、原稿と依頼書だけを見て仕事をしてきたんですけど、開発途中の画面を見ながら、各ポジションのメンバーたちが「何を考えてこうしているのか」が見えるようになりました。全体像の把握ができるというのは嬉しいですし、貴重な機会だと思っています。

必要なのは、素直さと好奇心。ライターとして書き続けられる人材であるために。

aya:未経験からライターになるために必要な心構えや素質などはありますか?

eri:素直さと好奇心かなと思います。

占いのコンテンツだと担当するコンテンツによって占い師の先生も変わってくるので、占い師の先生の色やキャラクターが強く出てくるんです。コンテンツのクオリティの確保のためには、それに合わせることができないといけないんですよね。

あんまり「自分はこういうライティングがしたいんだ!」「こうやって書きたいんだ!」というのがあると、ライティングもしづらいでしょうし、仕事自体苦しいものになってしまうんじゃないかなと思います。

当たり前なんですけど、特に占い師の先生は自分自身がコンテンツ化されるわけですから、それにあたってこだわりが強いことも多くて。当然、口調の指定も細かく入るときもあります。占いに限らず制限や縛りが付いてまわるのがライターという職種です。文体や表現、雰囲気をコンテンツにあわせることができないと、ライターとしてはやっていけないと思います。

aya:たしかに、そうですよね。eriさんご自身もそのあたりは苦労されましたか?

eri:初めは少し苦労しましたけど、今は私自身、むしろそれを楽しんでいますね。書いているうちに自分の得意な口調やテイスト、書きやすい占術が見つかってくるので。占術で言えば、私は数秘(※1)がいちばん慣れていて書きやすいです。初めのうちは象意(※2)からひたすら連想して書くやり方になってしまうかもしれませんが、ライティングに慣れてくると占術やロジックも考えながら原稿に繋げていくことができるようになると、もっと楽しいですよ。

※1 西洋占星術や易学等と並ぶ占術の一つ
※2 八卦や九星などの表す意味合いを、物や自然現象になぞらえたもの。占いライティングの際のイメージ元になるキーワード。

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aya: 2つめの好奇心というのは?

eri:普段ずっと書いているわけですから、インプットしないと言葉が出なくなってしまうんです。好奇心旺盛でないと、新しいものを吸収しようとする意欲が沸かないじゃないですか。最初のうちはそれでも良いかもしれませんが、段々と書けなくなってきてしまうように思います。自分の持ってるボキャブラリーのなかだけでライティングをしていると、どうしても同じ言い回しとか同じ単語ばかり使うようになってしまって文章がマンネリ化しちゃいますから。ありきたりですけど、本を読んだり、ネットニュースを読んだり。色々なところから情報やキャッチフレーズ、トレンドのキーワードを拾ってきて使えないと、スランプから抜け出せなくなっちゃうんじゃないかな。

1日に原稿用紙10枚分!知られざるライターのお仕事

aya:では改めて、ライターさんのお仕事内容も教えていただけますか?

eri:占いコンテンツの原稿ライティングを行います。

モバイルだと月に2~3コンテンツ新規でリリースしようとしていて、依頼書が毎月25日に届きます。依頼書を受けて、ライターチームのリーダーが各ライターに業務の割り振りをしていきます。翌月20日が締め切りになっているので、締め切りに向けてガシガシ書いていきます。

メディア工房は「工房」と名のつくとおり、基本的には自社で企画から制作・リリースまで一貫して行っているのが強みのためあまり外注はしないのですが、その時々によって外注のライターさんにも手伝っていただいて原稿を作り上げていくこともあります。そうなった場合は外注ライターさんに依頼した原稿の校正なども行ったりしますね。

当社の場合は一人前のライターで、1日原稿用紙400字を8~15枚書いていけたらいいペースかなという感じです。

aya:えっ、1日10枚も書くんですか!?

eri:あくまで理想なので…私の場合は日によって、1日たった原稿用紙数枚しか書けない時もあれば、スラスラ10枚くらい書けることもありますよ。書けない時はもう仕方がないので、別のメニューに手を出して気分転換をしますね。

また、モバイルコンテンツが1ヶ月ごとでの締め切りなのに対して、WEB(PC向け)コンテンツはメニューごとに締め切りがあるんです。だから、1~2週間ごとに締め切りを設けていくイメージですね。任されるコンテンツによって、締め切りが変わってきます。

aya:外注ライターさんとのやりとりや管理はどのように行うんですか?

eri:ライターチームからご依頼をして、初めにサンプルチェックと言ってメニューごとに2、3個のライティングを拝見しながら内容の確認をします。メニューに合っているかを確認しながら、改めてサンプルチェック戻しをして合格が出たら本格的に書いてもらうといったイメージです。

aya:編集者としての役割も担っているんですね。けっこう大変そうですね…。

eri:外注ライターさんだと、社内での共通認識や暗黙のルールが通じないことも多いので、やりとりは慎重になりますよね。そのぶん時間もかかりますし、自分のライティングに専念できる時間も減ってしまうので、初めのうちは苦労しましたね。

aya:通常の自分のライティングもしながら、外注さんとのやりとりもあるとなるとマルチタスクで動けないといけないんですね。

eri:そうですね。校正や外注管理など、ライティング以外の仕事も多々ある、というのは確かです。ただ、入社後すぐにマルチにやることはないですから(笑)。上長が個々の様子を見つつ、適正にあった仕事を回してくれているように思います。少しずつ、確実に成長できる良い環境だなぁと感謝していますね。

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aya:eriさんにとってのライターというお仕事のやりがいは、どんなところにありますか?

eri:表現や文字数に制限がある中でそれをクリアしつつもいい感じに書けた瞬間は手ごたえがあります。ユーザーの方を勇気付ける文章を書くことが大前提になっているので、それができたな、と感じられると、やっぱり嬉しいです。書いているときはものすごく集中してるので、気付いたらお昼ご飯を食べていなかった!なんて時もありますけど(笑)。そのくらいやりがいがあって、自分にとって向いているんだと思います。

aya:職人気質なんですね。反面、厳しさについてはいかがですか?

eri:大変だなと感じるのは、スケジュール管理ですかね。

一人ひとり担当する原稿が違っていて、当然締め切りも異なるので、自分の裁量に任されている代わりにそれらの調整を教わるでもなくすべて自分でやるので。誰しも任された以上は周りに迷惑をかけたくないと思っているし、だからこそパンクしそうになったら早めにアラートをあげるようにしてます。それに、それまで順調にスケジュール調整できていたとしても、突然外注ライターさんからの質問がたくさん出てしまったりとか、急遽会議に出席してほしいと声をかけられたりとか。頻繁ではないですけどなくはないことですので。常に「今何をやるべきなのか」など、優先順位を決めるのは大切ですね。

あとは、個人的に私、普段は「絶対に残業しない」って決めてるので(笑)。定時に帰るためにスケジュール管理は特に意識していますね。「残業をしてもいいや」っていう気持ちで取り組んでしまうと自分の性格上絶対に終わらせられないのと、やっぱり集中力を10時から19時まで保たせるのもけっこうキツイので、きっちり定時で帰ろう!と決めています。

aya:そうなんですか!定時帰りに対する意識も仕事の効率化のためなんですね。

eri:効率化のためでもありますし、個人的にプライベートの時間でもやりたいことがたくさんあるので、その時間を確保したいとも思っています。

色々な方の話を聞くのが好きで、起業家さんや作家さんの話を聞いたり勉強したりしたいんです。最近だとある作家さんのセミナーのスタッフとしてボランティア参加するために、夜行バスで大阪まで行きましたね。著書にサインもしていただけました!

それ以外だと、人の芝居を見に行くことも多いので、舞台写真の撮影や、ライブ参加なども趣味のひとつです。

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aya:プライベートも活動的なんですね。そんなeriさんに最後にお伺いしたいのですが、ご自身の「仕事」と「これから」について、感じていらっしゃることはありますか?

eri:漠然とですけど、「もっと仕事を楽しめる人が増えていけばいいな」と思っているんですよね。周りから転職について相談を受けることもありますが、今「やりたいこと」を仕事にできている人ってすごく少ないと思うんです。もっともっと、色んな人がいろんな働き方で仕事を「楽しめる」ようになっていったらと思います。

そのために、私自身はライターという立場で、占い原稿を通して、もっとユーザーが元気にいられるようなメッセージを届けていけたらと思っています。

aya:素敵ですね。eriさんのお気持ちが、ユーザーの方をはじめ多くの働く方々に届くことを願っています。本日はありがとうございました!

 

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