“ワガママ”で会社をもっと働きやすく!時短勤務のススメ

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こんにちは、ayaです。

前回に引き続き、結婚と出産と仕事について、そのリアルを紐解いていきたいと思います。

働く女性たちは、一般に、子どもを産めば(乳母でもいない限りは…)「時短勤務」という道を歩むことになります。
出産により周囲の環境も生活リズムも大きく変わるなかで、その劇的な変化についていけるのか…。

「職場復帰して、これまでよりも能力を発揮できなかったらどうしよう」、
「子ども中心の生活になって、言い訳をしながら仕事したくないな」、と不安に思う方も多いはず。

今回は、時短勤務×企画職として活躍中のhitomiさんにお話を伺いました。


働きやすさは自分で作る!退職交渉の「ワガママ」で前代未聞の勤務形態へ

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■HITOMI 入社5年目。コンテンツプロデューサー。
入社当初は、モバイルコンテンツの企画担当部門に配属。新規コンテンツ企画・制作のノウハウを学ぶ。
メーカー系営業で2歳年上の男性と2年間の交際を経て、結婚。結婚後、妊娠~出産までの間は既存コンテンツの運用やフォロー、社内体制の整備など幅広く従事し、コンテンツ製作部門の縁の下の力持ちとして活躍。
長女の出産後、職場復帰後は半年間ライターを経験し、現在では新人教育や新規コンテンツ制作に精力的に取り組む。

aya:hitomiさんはご入社して5年くらい経ちますから、企画職の中では中堅ですね!

hitomi:気付いたら、もうそんなに経っていますね。前職では営業事務をやっていて、その前は販促系の仕事をしていました。営業事務だと、こんな風に言うとあれですけど…ちょっと、つまらなすぎてしまって。前々職が販促の比較的ハードな仕事だったので、持て余してしまったんですよね。「やっぱり、企画系の仕事がしたい!」と思い立って、メディア工房に入社しました。最初はモバイルコンテンツの新規サイトを制作していて、自分でコンテンツを作っていくことがとても楽しかったです。

aya:その後、ご結婚されてもバリバリ働いてらっしゃったんですか?

hitomi:いえ、実は私、結婚後に退職を考えていたんです。
当時は企画職で帰りの遅い日がほとんどで、見かねた主人が「もっと早く帰れる仕事にしたら?」って提案してくれたのがそのきっかけでした。
メディア工房は定時が10時~19時なので、2時間残業しても21時上がりになってしまいますからね。そうなると帰宅は22時過ぎから23時台、新規コンテンツのリリース前は終電間際になることもありました。
だから、「この生活を結婚後も続けるのは、やっぱり厳しいな…」と私自身も思ったんです。企画の仕事は楽しかったんですけど、主人の薦めと、今後のことを考えて、当時の上司に退職の相談をしました。

そうしたら、なんと上司が上層部に掛け合ってくれて。その報告を受けた現在の取締役も、一緒になって社長に決裁を取りに言ってくれました。結果的に、勤務形態を変えるという前代未聞のワークスタイルを提案してくれたんです(笑)。
私のワガママにも文句を言わず向き合ってくださって、当時の私にとって最善の策を本気で考えてくれました。そこまでしてもらったら、私としても「じゃあ、続けようかな」って(笑)。元々、仕事がいやで退職を考えたわけではなかったので。

aya:へえ…!そんな風に親身になってくれるなんて、hitomiさん、人材として相当重宝されていたのではないですか?

hitomi:どうだったんでしょうか(笑)。
けれど、まさかこっちも社長に直談判してまで、私の意見を尊重してくれると思っていないじゃないですか。
当時は純粋に、嬉しかったですね。そこまで向き合ってくれたことが。

aya:たしかに。それだけ自分に向き合ってくれる上司の方がいると心強いですね。ちなみに、その上司の方は、どんな方だったんですか。

hitomi:とにかくおおらかで、調整能力の高い人でした。部下の発信に対しても、基本的に「何でも受け入れる」っていうスタンスなんですよね。その包容力の高さゆえに、私を初め多くの部下が安心してのびのび働けていた印象があります。当時は本当にその方の下で働けてよかったなと思っていましたし、今の私がいるのは、その方のお陰だなと思います。

aya:そうですよね…そして、勤務形態の変更もありながら、横断的に業務を担当するようになったんですね。

hitomi:やっぱり通常の勤務形態でないと新規コンテンツの制作には専念しづらい状況だったので、全体のフォローやヘルプ、既存コンテンツの更新や運用をメインに幅広くやらせていただくようになりました。
特に上長からの指示はなかったので、いい意味で自由にやらせてもらえたと思います。「あ、今このチームは人手が足りてないな」と思えば、そこに入り込んで手伝いました。あとは、その頃はまだ社内でも多くの書類フォーマットやフローが整備されていなかったので、そこを固めましたね。

aya:他の仲間(社員たち)からすると、かゆいところに手が届く、そんな感じですね。

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hitomi:そうだったならば、嬉しいですね。ただ、そこから妊娠して産休に入るまでは運用やフォローに回れたので、私としてもやりやすかったです。
私、臨月ギリギリまで仕事を続けていたので、体調によっては社内の休憩スペースで休ませてもらったことも何度かあって。
おなかも大きすぎて張っちゃうこともあって薬も服用しながら…という感じだったので、あの時に新規コンテンツを担当していなくて救われましたね。
「あの時にワガママを聞いてもえたからこそ、今日まで続けられたな」と、今では思います(笑)。

産後の時短勤務や生活スタイルの激変にも適応できた理由

aya:育児休暇復帰後は時短勤務に切り替わったと思いますが、部署も変わらずですか?

hitomi:いえ、企画からライティングのチームに異動しました。でも、ここでもワガママを言って、半年後には企画チームに戻してもらったんですよ(笑)。
ただでさえ出産後、生活環境がガラッと変わったのに、部署も変わるというのは私にとっては耐え難かったみたいで。
一度にすべての変化に適応するというのは難しいので、私生活が激変した分、会社でのあり方はこれまで通りをキープできたほうが、負担も少なく済むのだと感じています。
会社としては、気を遣って調整の利く部署に回してくれたんだと思うんですけど、私にとっては逆にストレスになってしまっていたようで。
企画チームに戻ってからのほうが、生き生きと働けているような気がします(笑)。結果が数字で見えるというのもやりがいですしね。

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aya:なるほど。たしかに、産休・育休から戻ったママさんワーカーにとっては、これまで通りの部署で活躍できるほうが、公私の変化のバランスもとりやすいんですね。

hitomi:そう思います。
出産後、職場復帰して配置転換で上手くいかなくて専業主婦になった、というお話も聞きますし。

aya:実際、妊娠が発覚して産休、出産、育休、職場復帰…と考えると、世のワーキングマザーにはめまぐるしい環境の変化が起きているんですね。それでもhitomiさんは変わらず第一線で活躍なさっていて本当にびっくりさせられますが、何か秘訣があるのでしょうか。

hitomi:うーん、こんな言い方をしたらアレですけれど、夫を上手く使うことですかね(笑)。
朝は夫が保育園まで子どもを送って行ってくれるので、それだけでもとても助かりますよ。そのおかげで、出勤時間までの間に家事や夕飯の支度を全部済ませて会社に向かうことができます。
夕方のお迎えは私が行くのですけど、帰宅後はすぐに夕飯をレンジでチンするだけの状態にしておけば、空腹な娘の機嫌を損ねることもありませんから。良いこと尽くめです。
それに、朝、子どもと触れ合える時間が少ない分、夜はお皿洗いを夫にお願いしてその間に娘とコミュニケーションをとります。

aya:そんなに積極的に旦那さんが手伝ってくれるなんて…!し、失礼ですが、旦那さんにどんな教育をなされたのですか…?

hitomi:教育だなんて大したことは何もしていなくて、もう本当に単純です。
「今、お洗濯とお皿洗いとお風呂掃除が残ってるな~。お皿洗いやってくれたら助かるな~」みたいな(笑)。
もちろん、やってくれた後はしっかり感謝します。「スゴイ!綺麗に洗えてるし、私よりも上手いんじゃない?」なんて言って(笑)。男性って、“家事をやる”と言っても、具体的に何をしたらいいのかわからない人が多いんじゃないかと思うんです。だから、選択肢を提示してあげて的確に指示をするだけで、驚くほどすんなり手伝ってくれました。
私は休日も友人とランチに出かけたり買い物に行ったりしたいので、そういう時は夫に娘を預けます。夫も快く引き受けてくれますよ。女性は「なんで全然手伝ってくれないの!」ってプリプリしてしまいがちなので、それが家事や育児の協力体制のすれ違いになりがちですよね。
家庭でも全てが自分の仕事だと思って背負い込んだら疲れちゃいますから、適度に甘えさせてもらっています。そうしているうちに、いわゆる「イクメン」になってくれました(笑)。

aya:羨ましさしかありません…私も未来の旦那様にはそうなってもらいたいです…。

時短勤務の今、考えたい!「これからのキャリア」と社会に伝えたい「ワガママ」

aya:今後よりワーキングマザーが働きやすくなるために、どんなことが必要だと思われますか?

hitomi:とにかく柔軟であることが求められるような気がします。
“定時”という概念にとらわれ続けてしまうと、どうしても「時短勤務」は例外になっちゃいますから。例えば10時~19時が勤務時間の当社では、少なくとも子どものいる社員は働き続けることはできません。フレックスやテレワークなど多様化する働き方にも会社や社会が全面的に理解を示し始めてくれたら、と思います。
そして、育児時短の対象期間についても、もっと広げていけたら嬉しいですね。企業によって様々ですが、小学校3年生までOKにしている企業もありますし、ゆくゆくは小学校6年生までを対象にしてくれたら、という思いもあります。

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aya:職場復帰なさってから、時短勤務ももうすぐ1年を迎える頃かと思います。これからについて、考えてらっしゃることはありますか?

hitomi:会社には散々ワガママを聞いてもらったので、これからは還元していきたいなと。
今、実は新規コンテンツの企画も担当させてもらっています。時短勤務で融通が聞かない身ありながらも新規コンテンツの企画を任せてもらえることはとても嬉しいです。
また、有り難いことに新人の育成も担当させてもらえているので、目下新人教育と新規コンテンツに全力を注いでいきたいですね。

そしてこれまでワガママを言ってきたからこそ、ここまで働きやすい環境ができたとも思うので、これからもどんどんワガママを言って働きやすい職場にしていきます(笑)!

aya:本日はありがとうございました!

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