- 2019/08/09
「閲覧していただく」ではなく「ご利用いただく」 この差とは?
こんにちは、今回初めてAtelier Diaryに投稿しますShotaです。
皆さんもインターネットを閲覧している際にネット広告を見かける機会が多いのではないでしょうか。閲覧者に対し、短い文章の中で興味を抱いてもらうためにはどうすればいいのか。今回はメディア工房の玄関口を担当している占いコンテンツ事業部プロモーションチームのHotakaさんにこれまでの経歴や現在の業務内容、業務あたっての苦労点、また今後のご自身の展望など様々な質問にお答えいただきました。
Hotakaさん:2018年入社。佐賀県出身。1年間の公務員業務を経て、昨年占いコンテンツ事業部プロモーションチームへ配属になり、現在に至る。
つながっていないようでつながっている過去そして現在
Shota:本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。まず出身地はどちらでしょうか?
Hotaka:出身地は佐賀県の山間部のほうです。その後宮崎に一回出ていた時期もありますが、メディア工房へ入社することとなる約半年前までは九州でずっと生活していました。
Shota:佐賀ですか!のどかでいいところですね。ではこれまで九州で生活していたと伺いましたが、大学及び大学院ではどのような専攻を受けられていたのですか?
Hotaka:私は農林学部で、森の勉強を。生態系や主に水の循環について学んでいました。
Shota:現在のhotakaさんの業務内容とはなかなか結び付かない印象を受けましたが…
Hotaka:大学院では、例えば3か月水の流量とか水位を記録したデータを取りに行ったりしていたんですけど、とても膨大な量になってしまうんです。それを処理し、数値化していました。この経験は今も数字やデータを扱うという点では似ていると思います。
Shota:なるほど。では大学院を卒業した後について聞かせてください。
Hotaka:九州で約1年間公務員として働いていました。ざっくりいうと、山を守る仕事です。
Shota:大学院時代の勉強内容が活きる内容だったんですね。
Hotaka:そうですね。日によりますが、山での仕事とデスクワークが半々であるといった感じでした。作業着にヘルメット装着して。すごく楽しかったです。
Shota:体力を使うお仕事だったのではないでしょうか?
Hotaka:そうですね。体力はとても使う仕事でしたね。
Shota:一日仕事して、そのまま布団に直行するのが想像できます。
Hotaka:そうですね。まさにそんな感じでした。その後プライベートできっかけがあり、上京するなら今しかないと思い、思い切って上京しました。
Shota:プライベートでのきっかけといいますと?伺ってもよろしいでしょうか。
Hotaka:もともと九州に出たいという気持ちがあったのですが、きっかけとなったのは好きな人と別れたからですね。
Shota:あー、なるほど。ドラマみたいですね。
Hotaka:彼氏がいるとなかなか「上京する」とはならないので。別れたし、今しかないなと思い、上京しました。
志望配属先ではなかったからこそ見えた景色
Shota:メディア工房を選んだきっかけは?
Hotaka:東京にとりあえず出たかったんです。その段階で自ずと転職先も絞られました。また入社前の志望配属先は企画チームでしたが、最終面接で社長から直接
「最初に企画チームに入るとプレッシャーでつぶれるから、知識構築という意味でもまずはプロモーションチームに入ったほうがいいよ」
とのアドバイスをいただいたんですよね。今では企画チームに移りたいという気持ちはないですね。今の仕事が好きだし、いろんなジャンルのことが見ることが出来ますから。
Shota:なるほど、入社にあたってそんなやり取りがあったんですね。では現在の業務内容についてお聞かせください。
Hotaka:例えばですが、私が今一番苦手というか頑張っていることでもあり、磨いているのは、バナー(※1)業務です。自分が制作した物をバナーとして掲載したとしてもただクリックがあるだけでは結局費用だけがかかってしまいますし、最終的にメディア工房が提供するコンテンツを利用していただく導線としての役回りにならないといけないんです。
Shota:まさにメディア工房への入り口を作っているんですね。そんな入り口を作るうえで大変な点はありますか?
Hotaka:メディア工房では現在4媒体に広告を提供しているんですけど、それぞれにいくら予算をかけるか考え、広告を作ります。実際にお金を動かして広告を作っているという意味では毎回プレッシャーもあるし、悩みますね。
Shota:現在プロモーションチームはhotakaさん含めて3人だそうですね。1人あたりの業務量はいかがですか?
Hotaka:手が回っているか否かでいえば難しいところではありますが、入社してまだ半年の私にとっては勉強しながら頑張っているという状況ですね。
Shota:なるほど。公務員時代と現在ならどちらが大変ですか?
Hotaka:そうですね。公務員時代は税金を使って働いているんだなというプレッシャーがありましたね。それはそれでかなりのプレッシャーはありました。でも今は、上の方が信頼してくれているというのが、身が引き締まるという意味で重みを感じます。
Shota:プロモーションチームの雰囲気はいかがですか?
Hotaka:わいわいやっていますね。現在プロモーションチームのスタッフは私以外の方は全員男性なのですが、性別によるやりにくさや世代間のギャップも特にないです。打ち合わせもほかのチームと比べても多く、コミュニケーションはかなり頻繁にとっていると思います。
Shota:現在の業務の中で何か気を付けている点はありますか?
Hotaka:2つあります。まず出来る、出来ないということで目の前のことを考えないようにしていますね。Web関係の仕事は現在が初めてなので…
Shota:なるほど、視野を狭めないことは大事ですね。
Hotaka:そうですね。私の場合KPI(※2)やCV(※3)って何?という略文字の勉強から始まったので、やりたいなと思ったら手を挙げてみるようにしていますね。また頼まれたことに対する意図について考えることを大事にしています。そうすることによって自分から工夫ができるかもしれないし、別の資料を用意したほうがいいかもしれないなど自分から何かアクションを起こすことが出来るので、よく確認は怠らないように心がけています。
Shota:自分の中で分かるまで落とし込まないと前に進めないタイプなんですね。
Hotaka:まさにその通りです。 私自身人との距離感があまり遠くないタイプなのでプロモーションチームも個人的には和気あいあいしていると思います。入社してすぐはなかなか面と向かって意見を言えない期間もありましたが、今ではなんでも言うようにしていますし、やりにくさみたいなものは全くないですね。むしろすっきりした関係になっています。
Shota:逆にこうやればよかったと思うことはありますか?
Hotaka:コミュニケーションを上手くとれなかったときですね。ちょっとの勇気がなくて自分で何とかしようと思い、報告が遅れ、気づいた時には時間だけが過ぎていました。もっと気楽に話すことが出来ればという反省を生かして、今では相談を徹底しています。
Shota:では達成感を感じる瞬間はどんな時でしょうか?
Hotaka:自分で考えたバナーをデザイナーの方がとてもきれいに仕上げてくれて「これはいける」と思ったときですね。デザインについては詳しくはないんですけど「こう形になるんだなぁ。」という感動がありました。
Shota:正解がない仕事ゆえに大変なところも多いのではないでしょうか?
Hotaka:そうですね、だからこそ話し合いはとても大事にしています。一人で悩んでも正解にたどり着くかは完成までわからないですし。アドアイスをもらい、1つの正解を導くような第三者の目線を大事にしています。以前オリエンタルラジオの中田敦彦さんがスタジオジブリで1週間仕事を体験するという番組をを見たことがあるんですけど、スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんはとても話し合いを大事にする方だそうです。私自身とても影響を受けました。
※1:webページ上においてクリックすることで異なるページに飛ぶことができるもの
※2:重要業績評価指数、企業の目的達成の度合いを示すために重要な情報を指すビジネス用語
※3:コンバージョン、web広告掲載コストが売り上げなどの成果に変換されることを指すマーケティング用語
今後はアイデアの受け手から発信者へ
Shota:今後のキャリアプランをお聞かせください。
Hotaka:燃え尽きてしまうタイプなのであえて明確な目標を持たないようにしていますが、自分の戦略を持って動ける人材になりたいです。現在は上司にアイデアをもらっている立場、今後は自分から出せるようになりたいですね。視野を広げられるように。その時に周りから「あの人頭切れるよね」と言われるようになりたいですね。
Shota:最後に、メディア工房と占いコンテンツ事業部を一言でいうとどんな感じでしょうか。
Hotaka:そうですね、会社自体は軽やか、流動的なイメージですね。事業部はニーズも感覚も日々変化する部署なので自分自身も変化しているのかな、そう思います。
Shota:なるほど。今後のHotakaさんのご活躍をお祈りいたします。本日はありがとうございました。
インタビューの後、プライベートについても教えていただきました!
仕事場でのリフレッシュアイテム
1:セーラームーンに関するもの(写真左及び右)
幼稚園から好きであり今でも勇気を与えてくれる存在とのことで、何かに詰まったときや考えるときに見ているそう。
2:母からもらった口紅(写真中央)
九州にいる母がくれた時のことを思い出し、励まされたことを思いながら休憩中に塗るとか。
趣味について
散歩
インドア派のHotakaさん、予定がない日は寝ている時間が多いそうです。そのため休日や休憩時間はノープランで出かけ、気になったものを写真撮影しているそうです。下の写真は赤坂サカスの憩いの広場に行ったときに撮影したもの。
まとめ
前職とは全く異なる職種だからこそ、業務中のコミュニケーションを非常に大事にされているHotakaさん。仕事を行う上で忘れてはいけないことを学んだ時間でした。今後も本サイトではメディア工房で働く素敵な方々をご紹介いたしますので、次回更新をご期待ください。