サービス業→未経験のIT業界へ!キャリアチェンジで見えた「ギャップ」と「メリット」

こんにちは、ayaです。

皆さんは、IT業界にどんなイメージをお持ちですか?
「華々しい」、「スピード感が早くてついていけなさそう」、「オタクっぽい」…。

もちろん、企業によってその色も様々ですが、やはり実際のところは入社してみないと本当の部分は見えてきません。
今回はIT未経験でメディア工房に入社したお二人に、IT業界に入って感じたこと、キャリアチェンジでのギャップについて、対談形式でお話しいただきました。

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■YUTA
入社3年目。管理部情報システムチーム所属。
前職ではホテルマンとして活躍し、高いホスピタリティでお客さまからの評価を集めた。友人の紹介で、まったくのIT未経験の状態からエンジニアとして入社。
現在では、社内のワークフローシステムの設計・構築をたった1ヶ月で完成させる活躍ぶりで、社内での信頼も厚い。

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■ERIKA

入社2年目。管理部経営企画チーム所属。
前職では大手の人気セレクトショップの販売員として活躍。
現在はオフィス環境改善、福利厚生、ブランディング、制度運用をはじめとした幅広い管理業務を担当する。

キャリアチェンジのきっかけは、『“叶えたい夢”があったから』

ERIKA:早速ですけど、YUTAさんは何でエンジニアになろうと思ったんですか?
元々はホテルマンだったんですよね?

YUTA:僕、別にエンジニアになりたかったわけじゃないんですよ(笑)。

ERIKA:え!そうだったんですか?

YUTA:ホテルのフロントに、ホテルシステムっていうのがあるんですよ。部屋とか予約状況を管理するシステムのことね。フロント業務をしてるとき、そのシステムがどうにも使いづらく感じていて、「こういう仕組みにしたらもっと使いやすいだろうな」ってずっと思ってたの。それで、「これ自分で作れねぇかなって」思ってたんですけど、ちょうどその時タイミングよく、メディア工房の社員で地元の知り合いだったヤツと飲んだんです。システムの使いにくさの話をしてたら、彼が「そういうことなら、ウチ来てちょっと勉強してみたら?」って。それで入社しましたね。

ERIKA:じゃあ、きっかけは社内紹介だったんですね。

YUTA:そうそう。でも、いざ面接に行ったら、「なんか成果物ある?」って言われて(笑)。驚きましたね。
なんにも知識なかったんですけど、とりあえず一週間でできるところまでやって、それ見せたら内定しました。

ERIKA:それ…すごいですね(笑)。

YUTA:今回、社内のワークフローシステムを一人で作らせてもらったんですけど、それは僕がいつかホテルシステムを作るときに目指したいものに近いものをやらせてもらえてて、夢に近づいてる気がするのは嬉しいです。

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ERIKA:その夢を叶えるために、キャリアチェンジしたわけですもんね…筋が通っててカッコイイですね!
私も前職は接客をしてて、アパレル業界にずっといたんです。アパレルも営業みたいに販売数とか売上げで成果を求められるんですけど、お洋服を買ってもらうのって、自分一人のチカラで売れるわけじゃないんですよね。誰かが変わりにレジしてくれて、包装してくれて、それでやっと売れるんです。

YUTA:チームプレーだもんね。

ERIKA:はい。実際は、そういうサポート業務をしない人のほうが売れて、評価されていく仕組みになってましたけどね。私はサポート役を買って出て仲間に喜ばれることにやりがいを感じていたから、そこでちょっと「違うな」って思っていて。前に出て売上げをつくって評価されることよりも、縁の下の力持ち的に働くのが好きだって気付いたんです。
だから、バックオフィスの業務がやりたいなって思って、そんな時にメディア工房の求人を見つけました。
当時の求人で、「経営企画、事務もあれもこれもなんでも頼みます!」って求人が出てるのがとても魅力に感じました。事務職って淡々とひとつのことをやり続けるのかなってイメージがあったので、「ひとつのことずっとやらなくていいんだ!」って。

YUTA:たしかに、「事務」って単語から単調な仕事のイメージあるかもしれませんね。
その点、うちの経営企画はほんとにマルチに動くからなあ。ひとつの仕事だけを担当してる人っていないですもんね。

ERIKA:そうなんです、なおかつ、いざ面接に来てみたらビルも大きくて綺麗じゃないですか(笑)。
綺麗なビルで働くのに憧れてたんで、テンションあがりましたね。応募したときは、占いコンテンツを作ってる会社ってことを知らなくてきたんですけど、占いもけっこう好きだし、手相とか自分でやりに行っちゃうようなタイプだったので「尚更いい!」ってなって。どんどん志望度があがりました。

事務アシスタントだったはずが、いきなりPマーク管理の主担当!?

ERIKA:とはいえ、ホテル業界から一転、全く知識も何もないなかでIT業界へ転身じゃないですか。全然違う業界に身を置くことでギャップや驚きはなかったですか?

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YUTA:ホテルだと、業務が長期にわたるような感覚はないんですよ。宿泊されるお客様との接点で見ても、一人の方と接する時間も、限られた宿泊期間だけですし。だから、コンテンツを制作する時の中長期スパンで先々を見据えて業務に取り組むっていうのには、慣れるのにだいぶ時間がかかりましたね。

ERIKA:考え方をシフトさせないといけないですもんね。特にエンジニアさんの業務は、やったものが明確に目に見えてくるまでが長いですし…どこにモチベーションを置けばいいか、わからなくなりそう。

YUTA:そう!途中で心、折れますもん(笑)。

ERIKA:延々とトライアンドエラーを繰り返していくわけですもんね。

YUTA:もちろん、そのぶん完成した瞬間の達成感というのはデカイですけどね。

ERIKA:心折れる時ってどうしてるんですか?

YUTA:もうね、考えても無駄だから、極力離れてみますよ(笑)。忘れる!たぶんみんなそうだと思うんですけど、考え続けても良いことないんです。家に帰っても、技術書に触らないようにしますね。

ERIKA:一度置いておくわけですね。

YUTA:そうそう。ERIKAさんは?業界変わって困ったことか、カルチャーショックとかありました?

ERIKA:サービス業って、文字に起こして自分の伝えたいことをまとめて、わかりやすく伝えるっていう機会が全然ないんですよね。だから、みんなでブレストしてまとめたものを資料にして~とか、プレゼンとか新しい運用を企画する~とか、みんなにわかりやすく伝えることが本当にやったことなくて。
入社当初はPOWERPOINTだってほとんど触ったことなかったし、「文字で伝える」ってことが、思った以上に難しく感じました。

YUTA:特に、うちみたいな規模の会社だと、特にフローやフォーマットが固まってない部分も多いからね。今、その部分を固める仕事をしてるERIKAさんにとっては大変じゃないですか。

ERIKA:今でこそ楽しめてますけど、入社時は事務アシスタント的な立ち位置で採用されてましたからね。
でも、入ったら急に方針が変わって、いきなりプライバシーマーク管理の主担当を任された時は、本当にビックリしました。
当時の上司はまるっきり放置プレイだったんで「やって!できるでしょ!」みたいな(笑)。
わからないなりに、自分で一生懸命勉強してなんとかやり遂げました。

YUTA:なるほど…そういうスピード感とか、急に仕事を任されるのもウチならではなのかも(笑)。

ベストなパフォーマンスのために、プライベートを充実させる

YUTA:それから僕は、「休み」に対する意識も変わったな、と思いますね。
ホテルは予約の人数が増えて稼動が上がれば出勤しなくちゃいけなくなることもあったから、あんまり休暇を楽しむことはなかったなーって。

ERIKA:わかります!サービス業だと、「絶対休めない」っていう意識がすごいあるから、有給を使ってどうする?とかもあまり考えたことなかったです。
仲間の誰かが休みで抜けたら、代わりに別の誰かがそのラインに入らないと回らないですもんね。
だから「ちょっと具合が悪いかも、風邪っぽいな…」って思ったらすぐ薬飲んでたし、「休む」っていうのはやっちゃいけないことだと思ってましたもん!

YUTA:人が足りないのでサービス提供できません、って状態はありえないですしね。
お客様が来てくれるから自分たちはご飯が食べれているわけだし。

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ERIKA:でも、転職してからは、ベストなパフォーマンスをするために休みを有効に使おうって思えるようになりましたね。他の企業もそうなのかわかりませんけど、少なくともうちの会社はそういう休暇に寛容だなって思います。もちろん、「この日は絶対休めない」って時もあるけど、スケジュール調整して適度に休んでリフレッシュして、それでまた仕事を頑張れるのは嬉しいです。

YUTA:たしかに、ERIKAさん、気付いたら海外旅行行って帰ってきてたりしてますもんね(笑)。いつもお土産ありがとうございます(笑)。

ERIKA:今年は有給と週末利用してシンガポールと韓国行きました(笑)。

YUTA:羨ましいなあ!そういう意味では、やっぱり働きやすいなと思いますよね。
定例MTGを除けば時間の使い方も特に縛られることはないし、自分でタスクを整理してスケジュール組んでいけるのも業務を調整しやすいですし。
それに、煮詰まった時にちょっと息抜きで散歩に行ったりしても怒られることはないのは嬉しいですね。

頑張りたい人には、第一線に立つチャンスをちゃんと与えてくれる

YUTA:あと、この会社に入って思ったのは、「こういう人が多い」ってのはないけど、人間力が高い人とか尊敬できる人もたくさんいるから、一緒にいて自分も高められるなって感じてます。当たり前だけど、悪い人はいない。仕事に一生懸命だし、「いいものを作ろう」って思って頑張ってる人たちばかり。

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ERIKA:私が最近思うのは、やっぱりみんな社長が好きなんだなあってことですかね。
社長って、結構、普段話さなかったりしても一人ひとりの社員のことをよく見てて、ちゃんと認識してくれているんですよね。口に出して言わないけれど、どの仕事に携わってる社員も大事にしてくれてるのは、私たちにも伝わってきますし。だからきっと、みんな社長のことが好きなんだろうなあ。

YUTA:そういう社長の人間性は、今の社風や会社の雰囲気を作る上で大きいと思うし、社長が見える・近い距離にいてくれるってことも嬉しいですね。あとは、この規模感もまた魅力なんじゃないかな。とらえ方によってはそうじゃない人もいるかもしれないけど、この規模だからこそのムチャ振りな仕事の依頼ってのはありますもんね。ERIKAさんが入社後いきなりプライバシーマークの担当を任されたように(笑)。

ERIKA:そうですね(笑)。だから、そういうのも楽しめるというか、重く受け止めて反発しちゃう人だと活躍できないかも。
良い意味で能天気にポジティブで、ちょっとMっ気のある人には、いいかも知れないですね(笑)!
社長との距離も近いし、やったことのない仕事も急に任されたりするからこそ、ひとつひとつの仕事を新鮮味を持って楽しめるかも。

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YUTA:部門にもよるだろうけど、恵まれた環境・整った環境と思って入社してしまうとギャップはあるかもしれないですよね。うちでは自分で努力した人じゃないと評価されないと思うし、その評価もまたある程度の時間を経て得られるから、忍耐強くコツコツやって、積み重ねていける人なら、絶対に活躍できると思う。

ERIKA:未経験OKの募集も多いし、敷居は低いですよね。でも、未経験だからって丁寧に教育されるわけじゃなくて、すぐ即戦力として期待してくれますから、チャンスはたくさん与えられますよね。

YUTA:すぐ「使ってもらえる」のは、今振り返ってみると貴重な経験ができたなって僕も思いますね。
活躍しようってちゃんと思ってる人に、第一線にでる機会をめっちゃ与えてくれる。しんどいけど、やりきったときにはちゃんと伸びてる。
そういう「しんどさ」を楽しめる人は、絶対活躍できるはずだから、たくさん入社してもらいたいですね。

 


 

全く異なる業界からキャリアチェンジしたお二人の対談、いかがでしたでしょうか。

メディア工房ならではの成長スピードの早さや、第一線に立つチャンスについてもお話いただきました。
「自分はやったことのない仕事だし、未経験だから…」と尻込みせず、どんどんやりたいことにチャレンジできる環境です。
(※メディア工房では、MBO(目標管理)制度を導入しており、半期に一度、自分の立てた目標の達成度について自身と上司の双方向が評価しあっています。自分のキャリアや成し遂げたいことを公言し、それに対して半年間どれだけ努力できたかで評価されます。)

次回もメディア工房で活躍する社員のインタビュー、対談をお届けしていきます!

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