- 2017/05/12
ユーザーや株主様の期待に応えたい!プログラマーとしてのやりがい

こんにちは、RINAです。
今回はプログラマーとして頑張っている高野さんにインタビューしました。
高野さんは、実はまだ入社して4ヶ月。
それにも関わらず、大きな仕事を二つも任されているとのこと。
果たして、高野さんはメディア工房でどんなお仕事を任せれているのでしょうか!?
そしてプログラマーにはどんな人が向いているのでしょうか!?
【小さい頃からものづくりが好きだった】
___今の仕事(プログラマー)を選んだきっかけを教えてください。
自分がプログラマーになった1番のきっかけは、小学生の頃に父親にミニ四駆を買ってもらったことですね。そこからものづくりを好きになっていきました。更にパソコンに興味を持ち出してからは、アプリやゲームを作ってみたいなと思うようになりました。そんなこともあって、専門学校はIT系でゲームのプログラミングを勉強していましたね。
自由にアプリが作れるなんて!と、当時は強い憧れがあったので、自分で本を買って勉強をして…最初は独学でした。
___入社して4ヶ月経ちましたが、少しは慣れてきましたか?
そうですね、やっと引き継げたというか、スムーズに作業を出来る段階にはなりました。今は大きく2つの仕事を任せてもらっています。
1ヶ月のうちに手がけるiPhoneアプリは2本で、その他にも他社が制作した既存アプリをキャリアに展開するアプリの移植をやっています。前回ブログでインタビューを受けていたayakoさんがもってきた案件のことなんですが、あちらの案件は基本的に僕一人に任せてもらっています。
ayakoさんの記事はこちら↓
https://atelier.mediakobo.jp/?p=754
___他社が開発したアプリをauスマートパスなどに展開しているんですよね。移植というのは、それに当たっての手直しのようなものをするイメージですか?
基本的に、ゲーム本体は変えないんです。本当に細かい部分なんですけど、僕がやるのは、例えばプライバシーポリシーを表示したりとか、不要な機能の削除とかが主なものですね。不要な機能というのは、ユーザーの解析機能とか、ゲームには関係ないような個人情報系を削除していく作業のことです。iPhoneアプリは1本あたり1週間を目標にやっています。それを毎月2本リリースするので間に合うように進めています。
___iPhoneアプリの作業以外の時間はゲームの移植作業に当てるとのことですが、作業工数は大きく変わるものですか?
そうですね、ただ突然案件が来ることもあるので、いつ来てもすぐ対応できるようにはしています。なので、空き時間は渉外チームのゲームアプリに振るみたいな感じです。
今のところゲームアプリの作業は1ヶ月に1本ですが、「こういうのがあるから準備しておいてね」と事前に言っておいてもらえるものの期間が早まったりして、2~3本になることもありますよ(笑)。なので、いつか対応しないといけないものが控えています。
___そういったゲームアプリの作業はだいたいどのくらいかかるものなんですか。
他社の方が作ったソースコードなので、パッと見だと正直分からないんですよね。だから、どういう仕組みをしているのかの解析から入らないといけないので結構時間がかかります。ものによりますけど、1日で終わるものもあれば1週間かかるものもありますよ。あとは実際に少し書き換えてみると、仕様がうまく一致しないってことが起こるので、意味不明なエラーとか出てしまうとつまずいてしまいますね。
___自社のアプリ制作と移植ゲームアプリの違いについて、お聞きしてもよろしいですか。
iPhoneアプリですと、似てはいるんですけど固有の機能があったりするのでそれの実装が主な作業です。キャリア展開の移植ゲームアプリは結構つまずいてしまうことがあります。キャリア媒体のセキュリティ基準を満たす必要があるので、セキュリティ上危険なコードを同じ機能を保ったまま安全なソースコードに書き換えるというのが難しいですね。危険なコードと言うのは簡単に言うと個人情報にかかわる部分なんですけど、WEBページに入力したパスワードとか履歴が残ってしまって結構簡単に取られちゃったりするものがあったりするんですよ。
___考えたり集中してやる作業が多いのですぐ定時を迎えそうですね。
時間の流れは、本当に早く感じます!夢中になっていると休憩するのも忘れることがあります(笑)。いつの間にか17時っていうのが1番多いですね。
___ミーティングは毎週何回あるんですか。
大きく分けて、今はアプリのMTGと技術チームのMTGがあります。技術チームの方は週1回で、アプリの方は2週間に1回です。アプリのMTGでは進捗もなんですけど、最近ではアプリの容量の削減について話したりとか戦略的なこととかを話したりします。容量がすごく大きくて、「ユーザーのインストール時間に関係しているんじゃないか」とか、「どうやれば削減できるか」とか。
___技術チームでのミーティングだとどんなことを話されるのですか。
担当している作業の進行状況のほか、売上についても話します。開発をする部署なので、あまり売上について話したり触れる機会はないかなと思ったんですけど、「先週リリースしたこのコンテンツが売上良かったみたいだよ」とかそういう話もでるんです。
___すごく難しそうで大変そうですが、定時で上がって帰れていますか。
平均にすると1日40分くらいの残業時間のイメージです。やっぱりプログラミングなので、編集している中途半端なところで終えちゃうと次の日に響いたり、バグの原因となるんです。自分が作業しているものは、キリのいいところまで仕上げないと帰れないですね。でも仕事が楽しくできているので、残業があるからすごくキツいってことはないです。
【ユーザーや株主さんの期待に応えたい】
___お仕事をしていて1番やりがいを感じる瞬間はどこですか。
上場している会社なので、ユーザーとか株主さんのリアクションを感じる時ですかね。ネットのコメントやレビューだったり、株の掲示板で自分が携わったアプリに触れてくれていると、期待をしてくれているんだ!と感じられて嬉しいです。加えて、キャリア展開の移植ゲームアプリの案件が有名なゲームばっかりなので、それを任せてもらえていることが、会社から期待してもらっている気がしてやりがいになっています。
___ゲームアプリの案件でこれいいなと思うものあったりしますか。
つい最近リリースした、『Star Knight(※スマートフォンからのみアクセス可能)』というゲームです!テストプレイもしたんですけど、とても楽しくて。ついつい、しなくてもいいところまでゲームしちゃったりします。ちょっとサボってるんじゃないかと疑われそうですよね(笑)。ただ、こういう好きなゲームだと楽しいんですけどプレイするのが苦手なゲームもあって。僕、格闘系が苦手なんです。作業に入る上で、ある程度ゲームをクリアしていかないといけないのに、勝てなくてイライラしたりもしますね。
▼Star Knightアクセスはこちらから▼
___テストプレイをしてから作業に入ることが多いのですか。
最初は大雑把にみてどういう通信をしているかを把握してから作業に入ることが多いです。そして一番最後にテストプレイをして、動きを理解して移植に入ります。
___やりがいもある中で1番の失敗談って何ですか。
まだ入社して浅いので、メディア工房での失敗ではないですが…今までやってきた仕事の中だと、前職では納期を大幅にオーバーしちゃったことがありました。僕、作業工程やスケジュール管理が苦手で。それが1番の失敗です。前職だと何もないゼロベースの状態から大きな案件の開発を任してもらったことがあって、それを1人で対応しなくてはいけなかったんです。迫ってくる期日に対して、1人で対応するっていうのがプレッシャーでもありましたね。今は、タスクの自己管理は全然苦じゃないんですけどね。アナログな気もしますが、メモ帳でどのくらいの時間が必要になるかみたいなのを細かく書いて、それを見ながら極端に遅れていないか管理するようにしています。
___メモ帳で管理しているのですね!他にもアナログな部分はあったりするのですか。
やっぱり、パソコンでもスケジュール管理しているんですけど、なぜかメモ帳に落ち着くんですよね。何が便利なのかって言われると、パッと見たいときに見れるからなのかなぁ(笑)。他には作業で処理の流れを書くときに、矢印を書いたりして、そういうグラフィカルなメモを取るためにあるのでメモ帳を使ったりしますね。他の方もそうだと思うんですが、プログラマーだと手書きで使うことが多いですね。
___プログラマーの人はメモをとりたいとき手書きが多いのってあるあるなんですね。
メモ帳で書くとどんどん浮かんでくるんですよ!ここはどういう風に対応したらいいかみたいなのが。
【自社開発のできるメディア工房へ】
___高野さんがメディア工房を選んだきっかけは何だったのですか。
前職の仕事ではひとりひとりの裁量が多くて、やりがいはあったんですが期日内に終わらせるのも物理的に厳しい環境だったので、ぼんやり転職を考えていたんです。その頃、なんとなくで転職サイトに登録をしたら、メディア工房の採用担当の方からスカウトメールをいただきました。選んだきっかけは、僕のためだけに書いてくれたメールであったことと、また自分自身が株取引が好きで、上場企業で働きたいというのが大きかったからですかね。
___他にも上場企業からスカウトメールは来ていましたか。
4社くらいきていました。でも面接を受けたのはメディア工房だけでした。
___そのきっかけは何だったのですか。
自社アプリが作れるとことが大きかったです。自社の製品を作ってみたいと思い、アプリがつくれるメディア工房に応募しました。あと、採用サイトを見てもみんな仲がよさそうだなと思ったんですよね、社員の方々も若そうだし。全体的に、働きやすそうだなと感じたんです。
___実際に面接での雰囲気はいかがでしたか。
面接に来ているのに、お客様みたいな対応をしてくれて。面接終わりはエレベーターまで見送りに来ていただいたりと丁寧にしていただきました。人柄がいいって言うんですかね。実際にお会いしてみても、やっぱり働きやすそうだなと感じました。入社してからも働きやすい印象は変わっていないですよ。失敗してもそれを責めるような人は誰一人いなくて。もちろん、気をつけなくてはいけないけど頭ごなしに怒ったりはしないです。皆さん、良い人で嬉しいです。
___今後挑戦したいことはありますか。
今のお仕事に満足しています。でも、占いのロジックをもしできるのならやってみたいな、と思いました。占いコンテンツのロジックのプログラミングの部分って、メディア工房の要の部分だと思うので。
【新しいものをつくってみたい】
___これからのキャリアプランとか考えていますか。
今やっている仕事が、完全にゼロベースから作るものではないんですよ。アプリもベースがあったり、ゲームも他社が作ったものを、少し変えるくらいで。本来は何にもない0から作るのが好きなので、例えばですけど、LINEのようなSNSアプリを作って商品化できるようになったら、キャリアを積めるかなと思います。そういう新しいサービスを開発する機会があったら、まるごと作ってみたいですね。新しいものも任せてもらえるようになりたいです。
___半年経つまであと2ヶ月ちょっとですが、あと2ヶ月の間で克服したいこととかありますか。
やっぱり時間管理ですかね。凝り性なのか、やらなくてもいいことをやってしまうんです。ここをもうちょっとこうした方がいいんじゃないかとか、そういう余計なことをして締切ギリギリになってしまって(笑)。余計なことは最後にすればいいんですけど、都度都度で気になってしまうんですよね。先にやらないといけないことをしっかりやること、余裕をもってできるようになることです。
___細かいところまで気になるなんて丁寧なお仕事をされているのですね!たくさんお話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました。
まとめ
プログラマーとして入社して4ヶ月で任されている作業が2つ。
時間管理に苦戦しながらも細かいところまで作業をしてしまう丁寧な仕事ぶり。きっと、小さなことまで気づく高野さんだからこそ任せてもらえるんでしょうね。
ものつくりが好きという方、自社開発をしたいと思っている方、是非メディア工房で一緒に働いてみませんか。きっと自分のキャリアプランも見えてくるかもしれません!
【採用について詳しくはこちら】
メディア工房採用ページ
それでは次回もお楽しみに★